色々込めたものについて細かな説明はこちら。

表紙・裏表紙には、ネイティブアメリカン要素に加え、お店の雰囲気でもある和のテイストもさりげなく付け加えたいと希望をいただきました。 なので唐草模様のようなぐるぐるを四角で表現し、ラインの模様の一部に使い、その両サイドには市松模様をイメージした小さな四角を並べたラインを2行ずつ添えて、ぱっと見はネイティブアメリカンっぽい柄なのですが、よくよく見ると和の要素の重なりで作られているように仕上げました。 中面にはギフトカードの封筒でも用いていたインディアンの矢のモチーフを。ネイティブアメリカンのアートでは、矢には「右に向いている矢 - 保護」「左に向いている矢 - 厄払い」という異なる意味があります。裏表紙の絵はギフトカードにも用いたものですが、ココペリというネイティブアメリカンの豊穣の精霊で、手に持つ笛を吹きながら幸せを運んでくると云われています。その笛を靴に向けて吹かせて「この靴が幸せを運んでくる」という意味合いになるようにし、お客様の幸せを祈りながら磨いている磨き手の方の気持ちも感じていただけるように。服は、癒しのエネルギーの象徴でもあり、命を与えるもの、温かさを与えるものとして考えられている「太陽のシンボル」をイメージしたものを模様にしており、幸せを想う笛を吹くココペリに着せました。

※ネイティブアメリカンのシンボルの意味合いは諸説あります。